2012年9月30日日曜日

9月30日!!

シニアは35カップ、TOPは中信カップ。
シニアは0-2から追いついたのですが、後半ロスタイム残り5秒で決勝ゴール叩き込まれました。
TOPは山雅ユースと戦い2-0で来週に繋ぎました。
大人の時間を過ごした1日でした。
来週からはまた審判モード、精一杯戦ってきたいと思わせる充電の1日でした。

2012年9月26日水曜日

「色」

私が、サッカーを観始めてからそんなに時はたってませんが、それでも最近のサッカー観てると昔に比べて強烈な個性を持った選手が少なくなったように感じます。
テレビでも子供の試合でも「こいつなんかしそう」みたいな選手が居るとワクワクしませんか?
同じ指導受けて同じピッチで同じ相手にプレーしてるのにそれぞれ違う個性をみんな持ってる。
当たり前の事なんですけど不思議ですな~。
その個性がやけに強いとか独特の色があるとか、たまに「トンデモないの」が現れます。
鼻っ柱の強いイタリアのバロテッリ、自身に満ち溢れたクリ・ロナ、謙虚そうなメッシ。全てイメージですけど。
ちょっと周りより飛び抜けた才能を持った個が集団の中に入った時その集団はどうなるのでしょう?
チームに溶け込めず移籍を繰り返し消えていった選手もいました。
自分のスタイルを変えて新たな輝きを得た選手もいました。
もちろん自分を変えずに輝き続けている選手もいます。
育成年代でも「俺が俺が」みたいな選手います。
個人的な意見ですがある程度の年代までは良いんじゃないですかね?
低学年のゲームはいわゆる「団子サッカー」、ボールにみんな集まります。
みんなボールに触りたい、シュートを決めたい、相手のボールは俺がとってやる。
こんな気持ちを全員が持ってるからこその「団子サッカー」です。
これをコーチが団子になるなと指導してしまうと選手達は意味もなく散らばってしまいます。
選手達が自分で気付いて団子じゃなくなっていくのと、言われてそうなるのは大きな違いがあります。
よく日本の選手が海外に行くと日本人はおとなしいとか自分を出すのが下手とか言われます。
日本人の性格もあるでしょうけど、それよりも育成年代での指導の影響もあるではないでしょうか?
個性を押さえつけられ、みんな同じ色に染めようとする、そんな指導者が多かったのではないでしょうか。
さてアラは?
私が見てきた限り、アラのコーチ達は個を尊重してます。
もちろん団体競技ですからあくまでも輪の中の個でしょうけど。
いや個が集まった輪かな?
パレットに11色の絵具を乗せて混ぜる事なくキャンバスに向かい、描かれた絵はオレンジ色となり、そこにアラグランデという作品が出来上がる。
俺前世は詩人か?(笑)。

2012年9月20日木曜日

「集団」

冬はスキー、それ以外はサッカーという活動をしている子もいますね。
私は大学でスキー部でしたし今も冬はスキーの仕事をしてますからどっちが良いなんて事はありません。
スキーにはスキーの、個人競技の楽しさや面白いとこがあります。
私は高校でアメリカンフットボールをやってましたので個人競技も団体競技も経験があります。
団体競技の良さってなんでしょう?
父兄にとって応援の第一の目的は自分の子供の活躍や戦ってる姿を観たいとこですよね。
でも自分の子供が活躍する為には周りのサポートがなければ出来ないし、戦う為にも同じでしょう。
個人競技も1人では出来ないのは同じですが。
1人のFWの選手が5点入れても6点入れられたらその試合は負けてしまいます。
反対に1点も入れられなくても0点に抑えれば負けません。
サッカーでは攻撃的な選手に注目が集まりがちです。
ポジションにはそれぞれの主たる役割があります。しかしFWは点をいれるのが仕事、DFは守るのが仕事ではないと思います。
私はアメフトをやっていた時、自分からDFを志願してやってました。
なぜDFを志願したかと言うと、入部した時の監督の一言でした。
それは「DFは守るのが仕事ではない。相手の攻撃を自分達の攻撃に変えて攻撃を開始するのが仕事だ」と。
実際シニアでやっててもこの言葉を忘れたプレーをしてる事がほとんどですけど。
「攻撃はディフェンスから始まる」とよく言われますがその通りだと思います。
キーパーからのスローやパスから攻撃は始まってますし、FWの前線からのプレスから守備は始まってます。
全員で、簡単な言葉ですが。
全員が協力しあってのプレーがゲームを成り立たせているのです。
チームプレーのいいところは1人の力がチームとして戦う事により増幅されるところ。
1+1が2ではなく3にも4にもなる事があるところです。
ただそれには1が1である事が大事です。
0.5+0.5=3にも4にもなりません。
これは技術の問題を言ってるのではありません。
戦うという気持ち、仲間に対する思い、やるべき事を1人1人が理解し自立して始めて1だと思います。
試合だけじゃなくアラの活動にはいろんな協力者が存在して成り立ってます。
写真を撮ってくれてるアツシ君は多分自分では「協力者じゃない、好きで撮ってるだけ」と言います。
でもホームページに載せてくれたり、DVDに焼いてくれたりしてるんだから協力者です。
アラのカッコいいバスもシニアのナベさんがカッティングシートでやってくれました。
そんな事子供が知らなくてもいいのもしれませんが、感謝の気持ち、1人では出来ないんだという気持ちは小学生だろうと関係なく持ってもらいたいと思います。



2012年9月12日水曜日

「選」

今回のテーマは「選」、選択肢というお話。
ゲームの中では様々な選択をする場面が現れます。
大学生になったOBがこんな話をしていたとシニアメンバーであるその子のお父さんから聞きました。
「ボールをトラップする前に最低でも3つの選択肢を持っている」と。
つまりトラップした瞬間だったり、その前であったり、した後であったり、ある瞬間にどれかを選択してプレーする。もしくは全く違った判断を新たにするという事もあります。
ハッキリ言って私はあって1つ、すごく余裕があっても2つでしょう。だいたい0ですけど・・・。
ゲームを読む力、視野の広さ、プレーの正確さ、これらを鍛えていく事によって磨かれていくものなんでしょう。
プレーだけではないところにもあります。
中学卒業後の進路もそうです。
サッカーを続ける環境は日本中どこにでもあります。
自分の目指すステージの為にどうしたいか。
勉学を含めた選択をするわけです。
OBの中にもプロを何人も輩出している大学サッカー部でやってる選手、サッカー部ではないけどTOPチームでやっている選手。
県内の高校でサッカーをやっている選手、県外の高校でやっている選手。
プレーでも、選択したところからまた次の選択肢が現れそれの繰り返し。
小学生みてても「おっそうくるか!」なんて思ったりする事いっぱいあります。
つまり私の選択肢よりはるかに多く、違った選択肢を持ってるってことです。
その選択されたプレーが上手くいくか上手くいかなかったかの結果よりもなぜその選択をしたのかが重要だと思います。
テレビでサッカー観てると「そこじゃなくてコッチだろ」なんてみんな言ってますが俯瞰で観てるんですからよく見えて当たり前です。
プレッシャーも無いしね。
選択を誤った事を引きずるよりもそれを糧にして次の局面をどう打開していくかに期待したいですね。
間違いないのは我々周りでみているよりもピッチの中の選手はもっと色々考えてるって事だな。

2012年9月10日月曜日

「大人の時間」

アラグランデには子供達だけでなく大人のチームがあります。
TOPチームである白馬アラグランデFC。
お母さん達等女性チームであるアラグランデ フロール、同じくアラグランデ アンジュ(なんの違いがあるかは僕の口からは言えません。仲が悪いという訳ではありませんから)。
そしてアラグランデ シニアです。
シニアチームはもともとお父さん達で始まりました。
どういう目的で始まったかは当時のコーチに聞かないとわかりませんが、私が誘われたのは北部体育館でした。
「お父さんチーム作りますけどやりませんか?」、あーはい、と返事したらいきなり「背番号は何番がいい?」、じゃあジダンの5で(誰がジダンだ、髪か?)。
1ヶ月後なぜか真っ黒なユニフォームとピステ上下と請求書が・・・。
「はめられた」(お前がはいって言ったんだろ)。
最初は小学生の練習してる端っこで義煎さんや高橋コーチが相手してくれました(すぐに呆れられました)。
それから何ヶ月もしないうちに穂高でゲームしました(ゲームというか球追っかけ大会)。
結果は覚えてないけどやられた記憶はあります(間違いなくやられたはず)。
ゴール前に上がったボールにトシキ(高校生になったOBのお父さん)選手がいきなりバレーのスパイク!
腹きれた! 何してんの?って聞いたら「昨晩バレーやったもんで」だって(しかも空振り)。
審判的には「意図的に手でボールを扱った」って事でカード出るっての。
そんな素人集団から始まったシニアもサッカー経験のあるお父さん達の加入、保護者ではないけど経験者のおじさん達が集まって今では総勢20名を超えるチームになりました。
もちろん年齢的にコーチ陣もメンバーです。
練習は週2日、春と秋に公式戦にも3つ位出場してます。
先日行われた35歳以上の大会、長野県35CUPではグループリーグを勝ち抜き準決勝進出を今年も果たしました。
練習はTOPのメンバー達と合同なので敷居が高そうに感じるかもしれませんが、「素人」を疎外しない心の広いスタッフとメンバー達ですので是非参加してみて下さい。
チームのモットーは「楽しく美味しいお酒を飲みましょう!」です(私が勝手に作りました)。
フロール・アンジュもメンバー募集中です。
コーチが適性を判断してどっちのちチームが良いか判断してくれます!?
適性って?私の口からは言えません。
ヒント:ボケれるかツッコメるか?
吉本とオスカープロ?
やべー殺される。


2012年9月5日水曜日

「壁」

生きていく中で何してても「壁」が立ちはだかります。
中には「壁」にぶつかったことのない人もいるのかな?
人それぞれ「壁」の乗り越えかたは違うだろうし、その時に与えるアドバイスも違うでしょう。
今回の「壁」はそういう「壁」ではなくコーチと父兄の間に存在する「壁」の話です。
決して悪い意味での「壁」ではなく、必要な「壁」です。
アラグランデはクラブチームです。
だからなに?って言われると自分で話し始めておいて難しいですが、あくまでもサッカーをする為に教わる為に行ってる場所です。
練習場所に着いた時から、集合場所に着いた時からつないでいた手を離しましょう。
もっと極端にいえばその前からです。
荷物や用具の準備や片付けも本人にやらせましょう。
と言ってる私は洗濯機に放り込んでるだけですが(反省)。
私は他の父兄よりもコーチの近くにいる時間が長いです。
一緒にバスに乗って行ったり、会場でも選手の近くにいる事が多いです。
なるべくコーチや選手との間に「壁」を作り、そこから先には立ち入らないようにしているつもりです。
その禁断?のゾーンに侵入してしまったら遠慮なく言ってくださいとは言ってはいますが、コーチも手伝いしてもらってるのに言いにくいでしょうね。
コーチが「壁」を作っても我々には見えません。
だからこそこちら側からココと思われるところにしっかりと「壁」を作らなければいけないと思います。
試合の合間に子供に声をかけたい時もあるでしょうがそこは我慢して。
やはり子供達に「自分で考えて行動する」。
これをゲームや練習の中でも実践できるようにする為には普段からの行動が大切です。
全てのシチュエーションでとは言いませんが、親が口出して良かった事なんてほとんどないですから。
子供とコーチとの世界を大切にしましょう。

2012年9月3日月曜日

「差」

サッカーの難しさの中に選手間の中での意思の違いってありますよね。
足元でボールを欲しがる時、スペースで受けたい時、パスのスピード等、やりたい事とやって欲しい事の組み合わせは無限に存在します。
「連携」と呼ばれる意思の統一は普段の練習から高められていきます。
その意思の統一が100%なされる事はまず不可能でしょうが、できる限り高める努力は必要です。
さてこれを高める為にする事は?
「こういう場面ではこうしよう」とコーチが決めてしまうのか、選手間で話し合うのか、誰かにみんなが合わせるのか。
チームによっていろんな方法があると思います。
アラのサッカーを観てるとキーパーからのボールを前線に向かって「蹴る」というプレーが少ないですよね。
これはなにもコーチが蹴るなと言ったわけではないです。
直接聞いていたわけではありませんが、コーチは単に「マイボールにできるところはしっかりやろう」という事を言ってきたのだと思います。
選手達が考えた結果そのようなシチュエーションが多く見られるだけでしょう。
そういう部分では意思が統一されてると思います。
「意思の違い」ともう一つ「温度差」意識の差というのもあります。
簡単に言えばテンションの高いやつと低いやつ。
選手間ではもちろんのことコーチと選手間にも選手と父兄間にも、コーチと父兄間にもあるでしょう。
だいたいゲームを観ている親の方が「熱く」なってますよね。
プレーは熱く心は冷静にです。
他には「技術の差」なんてのもあります。
これらの「差」を理解し修正し補いながらピッチの中で相手ゴールにボールを運ぶのですがやはりそう簡単な事ではありません。
同じ事をやっても相手によって通用しない事もあるわけです。
相手の「強いところ」「弱いところ」を見極めて、自分達の「強いところ」を出しつつ「弱いところ」をカバーする。
あ~本当に難しい!
私達サポーターもそんなところまで観て応援出来たら楽しいのではないでしょうか。
私達に出来るのは子供の可能性を信じて、スタッフを信じて「サポート」していく事です。
いつかそんな「差」を感じなくなってきたら、アルウィンのピッチとスタンドにアスレタ着たアラの姿が観れるのかな?
?じゃなくて観れますから!必ず!