2012年11月24日土曜日

「絆」

昨日はアルウィンへ行って来ました。
何度も行ってますが、今回は景色が違いました。
朝7時前に子供達を乗せたバスを連ねて白馬を出発。アルウィンに着いたのは8:40。
前座試合は8:50から。実はコーチの計らいで前座の審判をさせてもらえる事になってました。
ギリで間に合いました。
当日は雨予報、いつもはトレシューで審判するのですが、さすがに転んだらカッコ悪いのでスパイク持参しました。
行きのバスでコーチに「スパイク履いた方がいいかな?」と「芝がいいから大丈夫ですよ」なるべく芝痛めたくないしトレシューで。
いよいよキックオフ! その3秒後悲劇は訪れました。
滑って転んで尻餅ついてスタンドから笑いが・・・。
だって大丈夫って言ってたじゃない! 芝がいいから大丈夫って良く考えれば関係ないよね。あいつのせいだ。はめられた。
まあそんなこんなありましたがおかげでアルウィンの芝を踏む事もできたし良しとしますか。
さて本題、今回の決勝戦でピッチにはコーチとその教え子達が共に戦ってました。
どんな気持ちてお互いやってるのかは本人達にしかわからない事ですよね。
この師弟関係、アラグランデでサッカーを教わってる姿をみていた人達にとってはたまらない感覚です。
それまでの上下関係が今は同じ選手として同じピッチに立つ、でもそこには僕らにはわからないような関係というか感情もあるだろうと。なんか凄く微笑ましく感動的なんです。
大人になった彼らはあの頃と違って自分のサッカー観もあるだろうし、それをくみ取りながらアドバイスを与えながら戦っている姿。ゾクゾクします。
そしてそんなゲームをスタンドから観戦する子供達・父兄・その他の人々。その他の人々とはアラグランデと関係ない人達が何人もスタンドに来てくれてました。
声を張り上げ応援する小学生、中学生に持ち上げられ手拍子させられる?大人達、見ているだけなのに泣きそうになってるどこかのオヤジ。
そんな気持ちがピッチの選手にも届いています。
もちろんベンチの選手も含めた全ての選手での試合ですが、得点とアシストは稲田コーチと由井コーチと八木コーチとアズ元コーチです。
スタンドで観てた子供達はコーチの凄さにまたリスペクトしちゃうんだろうな。
個人的な意見ですが新たなアラグランデの歴史の一幕でした。
アラグランデはいろんな人から愛され育てられていると感じた日でした。
間違いなくたくさんの「絆」によって勝ち取ったタイトル。得たものは全ての人にとって大きなものでした。

2012年11月20日火曜日

「聖地」

いよいよアルウィンでのトップチームのゲームが近づいてきました。
長野のサッカーの聖地と言えばアルウィンです。
アラグランデとして始めてピッチを踏むのはトップの面々でした。
某コーチは先日の練習で子供達にこう言ったそうです。
「コーチはみんなに謝らなければいけない事があります。先にアルウィン行ってきます。」
コーチもサッカー小僧だって事でここは素直に応援しましょう。
当日はバスを連ねてみんなでツアー!
ご父兄の方々もコーチやOBのプレーに酔いしれちゃって下さい。
天気良ければいいですね。

2012年11月9日金曜日

「思いの丈」

以前にも少し触れた話しなんですが、
ちょっと蒸し返します。
日本では概ねMF・中盤の選手がもてはやされる事が多いです。
過去も含めて日本人で活躍した選手を挙げるとほとんどが中盤の選手です。
おそらく子供達にはやりたいポジションというのがあるでしょう。
ところが現実的には希望がそのまま反映されてるとは限りません。
これはサッカーに限ったことではなく他のスポーツでも社会の中にもある事です。
全て本人の希望通りなんて無理な話です。
コーチも本人の希望は承知して考えていると思います。
希望よりも「適材適所」となるのかな。
クラブチームとして考えると、その個がやりたいように楽しませるのが大事なのか、将来を踏まえ能力を引き出すのが大事なのか、良いところを伸ばすのか、足りないところを埋めさせていくのか、まあ全部なんだろうけどバランスを取りながら指導していかなければならないでしょう。
指導するのは簡単な事ではないんだな〜と思います。
ポジションの話に限ったわけではないんです。
私は今年自分の子供の出てないゲームしか観てないわけです。
そうすると去年より全員を平均に同じ土俵で観れるわけです。
「この子はこんなプレーしたら面白いのにな〜」とかいろいろ思っちゃうんです。
そういう時にコーチに「この子はなんでこのポジションに居させてるの?」って聞いちゃいます。去年までは聞きませんでした。
その答えを聞くと「はは〜ん。なるほど!」って答えが必ず帰ってきます。
コーチは子供達の事よく観てますよ。
親よりも子供の性格、スキルを理解してます。
親がここのポジションでやってもらいたいとかこんなプレーして欲しいとか思ってる事あるし、そういう思いがあるのは当たり前です。
ウチの次男の高校進学の時の話です。
私はどうせやるならメチャクチャ高いレベルでもみくちゃにされて、たとえレギュラーになれなくてもガシガシやって欲しいなんて考えてたんです。
次男にもそんな事を常々言ってたんですが子供はチョット違いました。
目標とする高校は一致してたんですが本人は「俺やれんじゃね!」って考えてました。私は「あ、そうですか失礼しました」って感じ。私と違ってポジティブなもんで。
方向性が定まったのでコーチに報告。
すると「ちょっと待ってもらっていいですか?」と。
しばらくして「こういう高校がありますがどうですか?」と。
皆さん勘違いしないでいただきたいですがコーチがそこに入れてくれるわけではないです。あくまでも提案して下さってるだけですので。
ここで親と子供の希望とコーチの考えに違いが出ました。
コーチは次男のスタイル、その学校のスタイルを踏まえてその学校の方が合っていると思うという事をわかりやすく説明してくれました。
聞いた途端「!」。私は今まで子供の何を観てきたんだろう。子供のためにと考えてたんだろうかと反省しました。
子供をブランド品のように自慢する材料にしてきたんではないか?
私はその場でコーチに「子供と話してみます、でも私の考えはその学校を目標にしたいと思います。」と答えました。
その日の夜子供と話したところ「コーチがそこまで考えてくれて勧めてくれるならそこに行きたい」と。
「えっ? じゃあ行きたいって言ってた学校は?」「ん〜なんとなくイメージ」だとさ・・・。
まあそんなもんですかね。
その後コーチの勧めてくれた学校の練習に参加させてもらい、雰囲気やらなんやら気に入ったらしく、結局その学校に進学したというわけです。
カミさんとも話したんですが、まあ子供の事よく観てくれてますよ。
子供もね親よりコーチの事リスペクトしちゃってますから。
事サッカーに限ってはスタッフに任せましょう。
まあ人間ですから完璧じゃあないし間違いもあるんでしょうけど。
私は今年から審判と運転とコーチの間違いさがしに全力を注いでおります!






2012年11月5日月曜日

「悲鳴」

なんか怖そうなタイトルですが、そんなつもりはないです。
つまりは「嬉しい悲鳴」って事。
ウチの子供達の時代(と言ってもそんな昔じゃないですが)は1学年で1チーム作るのが難しかったです。
4年生が6年生のゲームに出てたりしてました。
こうなると6年生だけのチームにやられちゃいます。
でも考え方変えればいろんな経験させて貰えましたよ。
今のジュニア達はそれなりに人数が増えてきたし、8人制もあって同じ学年同士で戦える状況になってきてます。
ジュニアユースに上がれは学年の枠はないに等しいわけで純粋にチーム内競争が出て来るのでしょう。
今もないわけではないですが。
人数が増えてくれば活動範囲も広がる、スタッフも足りなくなる、車も必要、でも質は落としたくない、スタッフも頭が痛くなる事でしょう。
チームスポーツですから出れる子出れない子が出てくる可能性があって、でもそれを含めて全員で戦うんだという気持ちが大切だと思います。
シニアチームにだってありますよ。
先日行われた35カップでも会場まで行ってベンチで終わった人もいます。
私もその中の1人です。
でもベンチに居る選手も一緒に戦っているつもりだし、ピッチの中の選手もそういう思いも背負って戦ってるしそれがサッカーでありスポーツであると思います。
そこで腐ってしまったらそこまでの選手だったのでしょう。
まあ子供の場合は違ってもくるでしょうが。
もうすぐアルウィンでTOPのゲームもあります。
普段シニアと一緒になって練習してる仲間ですし応援してますが、応援というよりスタンドから一緒に戦ってこようと思ってます。
皆さんも一緒に戦いましょう!
アラ〜グランデ!ドドンドドンドン!
誰か太鼓持ってないすか?