2012年9月20日木曜日

「集団」

冬はスキー、それ以外はサッカーという活動をしている子もいますね。
私は大学でスキー部でしたし今も冬はスキーの仕事をしてますからどっちが良いなんて事はありません。
スキーにはスキーの、個人競技の楽しさや面白いとこがあります。
私は高校でアメリカンフットボールをやってましたので個人競技も団体競技も経験があります。
団体競技の良さってなんでしょう?
父兄にとって応援の第一の目的は自分の子供の活躍や戦ってる姿を観たいとこですよね。
でも自分の子供が活躍する為には周りのサポートがなければ出来ないし、戦う為にも同じでしょう。
個人競技も1人では出来ないのは同じですが。
1人のFWの選手が5点入れても6点入れられたらその試合は負けてしまいます。
反対に1点も入れられなくても0点に抑えれば負けません。
サッカーでは攻撃的な選手に注目が集まりがちです。
ポジションにはそれぞれの主たる役割があります。しかしFWは点をいれるのが仕事、DFは守るのが仕事ではないと思います。
私はアメフトをやっていた時、自分からDFを志願してやってました。
なぜDFを志願したかと言うと、入部した時の監督の一言でした。
それは「DFは守るのが仕事ではない。相手の攻撃を自分達の攻撃に変えて攻撃を開始するのが仕事だ」と。
実際シニアでやっててもこの言葉を忘れたプレーをしてる事がほとんどですけど。
「攻撃はディフェンスから始まる」とよく言われますがその通りだと思います。
キーパーからのスローやパスから攻撃は始まってますし、FWの前線からのプレスから守備は始まってます。
全員で、簡単な言葉ですが。
全員が協力しあってのプレーがゲームを成り立たせているのです。
チームプレーのいいところは1人の力がチームとして戦う事により増幅されるところ。
1+1が2ではなく3にも4にもなる事があるところです。
ただそれには1が1である事が大事です。
0.5+0.5=3にも4にもなりません。
これは技術の問題を言ってるのではありません。
戦うという気持ち、仲間に対する思い、やるべき事を1人1人が理解し自立して始めて1だと思います。
試合だけじゃなくアラの活動にはいろんな協力者が存在して成り立ってます。
写真を撮ってくれてるアツシ君は多分自分では「協力者じゃない、好きで撮ってるだけ」と言います。
でもホームページに載せてくれたり、DVDに焼いてくれたりしてるんだから協力者です。
アラのカッコいいバスもシニアのナベさんがカッティングシートでやってくれました。
そんな事子供が知らなくてもいいのもしれませんが、感謝の気持ち、1人では出来ないんだという気持ちは小学生だろうと関係なく持ってもらいたいと思います。



0 件のコメント:

コメントを投稿